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詰め物・被せ物が取れた時の対処法

2025.06.30
詰め物・被せ物が取れた時の対処法

高槻市にある中井歯科医院では、虫歯や歯周病の予防に力を入れつつ、患者様のご要望にもお応えできるよう、日々の診療に取り組んでおります。口腔内の健康を保ち、元気な人生を過ごしていただくためのサポートを心がけています。

このブログでは、当院の取り組みや歯科医療に関する情報を発信し、皆様のお口の健康維持にお役立ていただければ幸いです。

今回は、“詰め物・被せ物が取れた時の対処法”についてお話しします。

詰め物・被せ物が取れたときにすべきこと

歯の詰め物や被せ物が突然取れてしまうと、不安を感じ、戸惑ってしまうことと思います。しかし、適切な対処法を知っておけば、慌てることなく対応でき、さらなる歯の損傷や複雑な治療を避けることができます。

以下で、詰め物・被せ物が取れてしまったら何をすればいいか、確認していきましょう。

速やかに歯科医院に連絡する

詰め物や被せ物が取れたら、最初にすべきことは歯科医院に連絡することです。長期間放置すると、新たな治療が必要になる可能性もあるため、できるだけ早く受診することが大切です。

取れた詰め物・被せ物を保管する

取れた詰め物や被せ物は決して捨てないでください。場合によっては再利用できる可能性があります。以下の手順で適切に保管しましょう。

 

1.水で軽く洗い流す

2.ティッシュなどで水気を取り、乾燥させる

3.清潔なチャック付きポリ袋に入れて保管する

 

保管する際は、財布やポーチの中に直接入れないよう注意してください。他の物と接触して傷がつく可能性があります。

丁寧な歯磨きを心がける

詰め物や被せ物が取れた歯は、食べ物のかすが残りやすくなっています。通常よりも丁寧に、ただし優しくブラッシングを行いましょう。なお、患部を傷つけないよう、力加減に注意することが大切です。

詰め物・被せ物が取れたときにしてはいけないこと

それでは、反対に詰め物・被せ物が取れたときにしてはいけないことは、どんな行動でしょうか?

自分で接着しない

市販の接着剤を使って自分で詰め物や被せ物を付け直そうとするのは絶対にやめましょう。以下の理由から、非常に危険です。

 

・歯と詰め物・被せ物の間に隙間ができ、虫歯の原因になる

・唾液が残った状態での接着は、虫歯リスクを高める

・市販の接着剤は口腔内での使用に適していない

取れた歯で噛まない

詰め物や被せ物が取れた歯で硬いものを噛むと、さらに歯が欠けたり折れたりする危険性があります。できるだけ該当の歯で噛まないよう注意し、反対側の歯で食事をするよう心がけましょう。

長期間放置しない

詰め物や被せ物が取れた状態を長期間放置すると、虫歯が進行してしまう可能性があります。それだけでなく、歯の神経に影響が出て、周囲の歯へも悪影響を及ぼすなど、様々な問題が生じるおそれがあります。

詰め物・被せ物が取れる原因

詰め物や被せ物が取れる主な原因には、以下のようなものがあります。

 

・二次カリエス(虫歯の再発)発生

・歯ぎしりや食いしばり

・外傷や衝撃

・接着剤の劣化

・不適切な歯の形成

 

これらの原因を理解し、日頃から予防に努めることも大切です。また、定期的な歯科検診を受けることで、詰め物や被せ物の状態をチェックし、早期に問題を発見することができます。

詰め物や被せ物が取れたときは、当院にご相談ください

詰め物や被せ物が取れたときは、当院にご相談ください

詰め物や被せ物が取れたときは、慌てずに対応し、お早めに当院にご相談ください。

また、定期的な歯科検診は、詰め物や被せ物の状態を事前にチェックできるため、口内のトラブルの予防にもつながります。

お口の健康維持のため、日頃からの適切なケアと定期検診を心がけるようにしましょう。

0120-188-648