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コンポジットレジン
コンポジットレジンとは?
コンポジットレジンは、セラミック粒子と合成樹脂を組み合わせた複合材料で、その優れた審美性と機能性から現代の歯科治療では欠かせない材料となっています。日本では1978年から保険導入されたものの、初期は耐久性や変色の問題で普及が進みませんでした。しかし、技術の進歩により、これらの問題は大幅に改善され、今日では多くの歯科医院で広く使用されています。
コンポジットレジン治療の流れ
step01
詰め物の除去
古くなった詰め物を取り除き、細菌による再発虫歯を防ぎます。
step02
虫歯の除去
専用の器具を使って虫歯部分を丁寧に取り除きます。
step03
充填と固定
高性能な接着剤とコンポジットレジンを詰め、特殊な光で固めます。
step04
形成と調整
余分なレジンを取り除き、自然な形状に整えてかみ合わせを確認します。
コンポジットレジンのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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コンポジットレジン治療が適する場合、適さない場合とは
コンポジットレジン治療は、その美しさと機能性で多くの方に選ばれていますが、すべての虫歯や歯の状態に適しているわけではありません。コンポジットレジン治療を希望される方は、まずは当院での診察をおすすめします。お口の中の状態を正確に診断し、コンポジットレジン治療が適切かどうかを判断いたします。治療が可能な場合も、そうでない場合も、最適な治療方法をご提案いたしますので、ご安心ください。
コンポジットレジン治療が適する場合
- 初期から中程度の虫歯で、歯の多くを温存できる場合に適しています。健康な歯をできるだけ多く残しながら、虫歯部分のみを効果的に修復できます。
- 前歯の小さな欠けや変色した部分の修復には、コンポジットレジンが理想的です。自然な色と形に仕上げることができ、審美的な結果を期待できます。
- 金属材料を使用しないため、金属アレルギーの心配がなく、安全に治療を受けることができます。
- 即日治療を希望する場合、コンポジットレジンは即座に硬化させることが可能であり、治療時間が短く、ほとんどの場合1回の訪問で完了します。
- 経済的な治療を希望する場合、保険適用が可能なため、他の審美治療方法に比べてコストを抑えられます。
コンポジットレジン治療が適さない場合
- 隣接する歯も影響を受ける広範囲の虫歯では、コンポジットレジンの使用が難しい場合があります。
- 広範囲にわたる治療が必要な場合、コンポジットレジンの強度や耐久性の問題から適切な選択肢とはならないことがあります。
- 神経が死んでしまっている歯は、さらに複雑な治療が必要になるため、コンポジットレジンだけでの治療は適しません。